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[コメント] アフリカン・ダンク(1994/米)

日本人が『ベストキッド2』を見たときに抱く違和感(含む、どう見てもアメリカーンな日本人役俳優)と同じものを、ケニヤ人もたぶん心の奥底で感じるのだろうな、とは思いつつ。でも、こんなにナフタランジャな話で光にあふれた美しい色の映画なら、笑い飛ばしてくれるかな、とも。
tredair

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







バスケの場面も「ジミー、がんばれー。」だったが、村の人になるためのイニシエーション場面の崖のぼりも凄かった。<試合より大変じゃないか?とさえ。

指輪を捨てるところが、(いかにもでクサイけど)あってよかった。あの場面があるとないとじゃ、その後の試合での「ジミーの本気」の伝わりやすさが違ってしまっただろうし、直後のあの美しい夕焼けも、つまらない見栄や名声欲なんかとサッパリお別れしたジミーにとっては「昨日までよりももっとキレイに」見えただろうな、と。

バスケが好き!村のみんなのこと愛してる!という、それだけの気持ちになるためにも、あの儀式は必要だったんだよね、きっと。

でも、尼さんとの恋愛は不必要と見た。サレとの友情だけでじゅうぶんステキ。

*一口メモ

ナフタランジャ:雨上がりのように爽快な気分という意味さ!by サレ

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)りかちゅ[*] WaitDestiny[*] かっきー[*]

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