[コメント] ドラゴン怒りの鉄拳(1972/香港)
闘うためでなく己を高めるために、敵を傷付けるためでなく味方を守るためにあるはずの気高いその拳が、抑えようのない怒りに猛り狂い、返り血に穢れていく。師を想えば想うほど、その教えから遠ざかる。彼女を想えば想うほど、戻れぬ無情が込み上げる。惜別の飛翔――しかし、この上なく美しい。
(kiona)
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