[コメント] 冬冬の夏休み(1984/台湾)
『となりのトトロ』どころの懐かしさではない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「仰げば尊し」で始まり、「赤とんぼ」で終わる台湾映画。
描かれる冬冬の夏のひとときは私の子供時代の日本の懐かしい風景とまるで同じだ。『となりのトトロ』どころの懐かしさではない。そりゃ私の子供時代に比べれば映画的な事件も絡んでくるが、しかし、こんなノスタルジーを台湾映画が定着してしまっている。
『恋恋風塵』における冷徹さ、簡素さとこの映画の豊穣さを同一人物が演出している驚き!(『恋恋風塵』だって映画的豊かさの溢れた作品ですが)
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