[コメント] 砂と霧の家(2003/米)
繊細かつ力強いロジャー・ディーキンスの光の操作は一級品だが、少々これ見よがしなところが強いか。ジェニファー・コネリーとベン・キングスレー一家の弱者ぶり争いの現代的な複雑性、ロン・エルダードが登場当初の好青年像を裏切っていく仕方が面白い。キングスレーが迎える帰結の痛々しく特異なさまも胸を裂く。
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