[コメント] 靴に恋して(2002/スペイン)
それぞれに独立したエピソードの、到底有機的とは云えぬ絡ませ方に、ある種の強引さや偏執さを感じたし、モノローグで総括するエンディングや扇情的な音楽の使い方も安直に思えたのだが、流石アルモドバルのスペインである、新鋭ラモン・サラサールは、女性心理描写に於いて突出した才気を示している。とりわけ序盤の地下鉄までのシークェンスは圧巻だった。
(町田)
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