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[コメント] ハウルの動く城(2004/日)

ロリコンの御大が90歳の婆様をヒロインに据え、しかも(この時期に)戦争という題材を扱う。「こりゃ相当の気合が入ってるぜ」と期待したものの。
たかやまひろふみ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







キムタクの「美しくなければ生きている意味がない…」という台詞から「美醜・モテ非モテ問題」に向かうのかと思えば、そういうワケでもない。「戦争」と言っても直接の人死には一切描かれず、ゆるゆるな解決法でメデタシメデタシ。空中散歩やハウルの過去を垣間見るシーンなど興奮は覚えるものの、それは物語とは関係ないビジュアル単位の興奮なわけで。決して退屈したわけではなく、それなりに楽しめたのですが、何だか肩透かしと言うのが正直なところです。

例えばこういう展開ならどうでしょう。

変身機能の使い過ぎにより、元の姿に戻れなくなってしまうハウル。それでも周囲の制止を振り切り、戦争を止めるため出撃してゆく。哀れ討ち死に、その亡骸はドラム缶で火葬に。愛する人を失ったソフィは呪いが解けず、婆様のフォルムのまま生きていかざるをえない。一時は嘆き悲しんだものの、仲間に励まされ、やがてソフィは元の快活さを取り戻す。「落ち込んだりもしたけれど、わたしは元気です」そして彼女は後に、ドーラ一家と呼ばれる海賊の首領として活躍するのであった。おわり。

…すみませんすみません、言ってみたかっただけです。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)ペペロンチーノ[*] ピロちゃんきゅ〜[*] ジョー・チップ 4分33秒[*]

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