[コメント] ボン・ヴォヤージュ(2003/仏)
フランス版ジェットコースター・ムービー。歳を重ねても未だ乙女役を脱却できないアジャーニには、ヴィヴィアンヌは皮肉な役だ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
映画の中でのみ、偽りの愛と平和に酔い踊るアジャーニと、現実に生きようとして逃亡の果ての映画館で唇を重ねるデランジェールとルトワイヤン。結局流されるだけの役を振られているアジャーニは、役の皮肉さに気づいているだろうか。…いや、もはや酸いも甘いも噛み分けた彼女だ。恐ろしいことだが、全て判った上で演じているのだろう…。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。