図らずも、クリスマスイヴに観る事になった本作。素敵なイヴになりました。

前回の『フレディＶＳジェイソン』を観て大満足したので、その勢いで本作も観ました。今回はあまり両者をしらないで観にいった私ですが、驚きの展開(?)でなかなか楽しみました。前回のように、ヒロインとヒーローが画策して、両者を差し違えさせてまんまと助かろう的な話かと思ったのですが、まさかプレデターと協力してしまうとは……(しかもラストの方は愛が芽生えたんではないかと思わせる程レックスの視線が怪しい)。まさかプレデターがあんなに話が判る奴とは夢にも思いませんでした。しかも、図ってやったのかレックスの髪型がプレデターに似ていて、二人で走っているシーンとかは笑いを堪えるのに必死でしたよ。しかも、作り手側の真摯な姿勢が伝わりまくって、更に面白かった……。いや、ああいうのは真面目にやった方が遥に面白いんですよね、ああ、やられた。

最終的にどちら派になるか?考えながら観ていましたが、甲乙つけがたいですね〜。ワイルド系と頭脳系、どっちも良い!生産性のある男(?)と忠義に厚い男とも言えますが(笑)。

2匹のご対面シーンはなかなかよく、ファンでもないのに興奮しました。各々の特徴を生かした戦い方も見応えありでした。エイリアンがちょっと、ハリウッド版ゴジラに似ていたのは気になりましたが…。

VSシリーズは東映アニメフェアみたいなもの(?)なので、夢の共演感とかを楽しめればそれでいいかと。でも、そう思って観ると、案外無駄に(失礼)出来が良かったりして感心します(特にフレソンはかなり出来が良い)。いやはや何故か前の席でイチャイチャ盛り上がっていたカップルを含め、思い出深いイヴになりました。次回のＶＳシリーズも早く観たいです。