当時はかなりカルチャーショック受けましたよ。こっちも若かったし。

デニス・ホッパーの酸素吸入アンド「ママ連呼」は笑いの域までいってたからまだよかったが、イザベラ・ロッセリーニのたるんだ裸の凄味はかなりインパクトありました。

それでも、バランスとるように（それともヘンタイを際立たせるため？）ノーマル過ぎるローラ・ダーンがいたり、カイル君も一応マトモで、ストーリーも起承転結あるし、まだまだ序の口なかんじですね。普通の若者カップルが狂気の修羅場に巻き込まれるまでの仕掛けが新鮮。

お庭の水まきから、カメラが切り取られた耳のアップに一気に移るさまは、日常と隣り合わせの異端世界を象徴していてすごく格好良かったです。