[コメント] きみに読む物語(2004/米)
世間の純愛ブームに便乗したような感じになってしまいましたが、思った以上に泣ける良い話でした
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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もし、純愛ブームがなければ、ミニシアターとかでやっていたんじゃないかと思われるような雰囲気。全米でも地味に大ヒットしていたようだし
内容の方は戦略通り泣かされましたがなかなか良かったと思います。若い二人の回想シーンはレイチェル・マクアダムスの思い切った笑い声もあり、イマイチ軽い感じもしましたが、何となくライアン・ゴズリングの生真面目そうなヒューマン映画向きの顔立ちに誤魔化されたような感じでした。それでも音楽の盛り上げ方もあり良かったかと。
晩年の二人のシーンが素晴らしく、他の観客の人もほとんどそこで泣いていたようでした。アリーがまた忘れてしまった時の彼の涙はかなり辛かったですね。ジェームズ・ガーナーの表情がまた泣かせる事……無論、ジーナ・ローランズの忘れてしまった演技もリアリティがあって怖いくらいでした。
最終的には頭が痛くなるほど泣かせて頂きました。ラストはあざとすぎる気もしたけれど、一緒の墓に入れるような伴侶にお互い巡り合えたのだろうなと思いました。サクちゃんとアキよりも羨ましい(笑)。そう思えるような人と出会いたい……
しかし、エンドロール後、ケミストリーのコメントが出たのは蛇足。「何じゃこりゃぁっ!!」って感じでした。かなりぶち壊されました……歌は良かったですけど。しかしダイジェストに泣いてしまった……。でもケミストリーはない……
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