[コメント] コースト・ガード(2002/韓国)
標的を見失った憎しみの物語。女の憎しみは延々と海岸を彷徨い続け、敵へと向けられていたはずの男の憎しみは、根拠をなくしたあげく海岸を彷徨うことすら拒絶される。人間が一旦抱き、それを生きる目的として抱え込んでしまった憎しみのなんと重苦しいこと。
(ぽんしゅう)
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