[コメント] ザ・インタープリター(2005/米)
前半はいかにもキャリアウーマンぽいというか、とっても凛々しくてスマートで颯爽としてて、かっこよくてきれいなお姉さんというキッドマンの美しさに見ほれてしまったが、その美しさに負けない良質なサスペンス。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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キッドマンの美しさにひかれて見に行って、前半は、もうスクリーンに彼女が出ているだけで満足で、共演のショーン・ペンなんて見苦しいおっさんは邪魔なだけだった。
ところが、後半からは中々骨太で、緊迫感のあるサスペンスとして盛り上がってきた。暗殺計画の結末は陳腐と言えば陳腐だし、よく考えると幾つか不自然な点もあるのだが、実はそれはサイドストーリーで、焦点はあくまでもニコール・キッドマンであり、クライマックスの銃を構えたキッドマンとショーン・ペンのやりとりは、臨場感もあって、さすがに芸達者な二人をそろえただけのことはあったと感じた。
国連をめぐるやりとりも、意外にまっとうな扱いで、それがストーリーの骨格ともうまくかみ合っている。良質なドラマとしても、またサスペンスとしてもよくできた映画で、キッドマンの美しさ以外にも見どころが多く、正直なところ、ひろいものをした感じ。
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