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[コメント] 肌の隙間(2004/日)
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★3掴みどころのない佐藤有紀脚本を前にして瀬々は、不二子斉藤幸一のカメラに全てを託したのだろう。淡々と覗き見るだけの視線は、それなりの効果を上げるも次第に煮詰り行き場をなくした狂気芝居の援護にはならず「逃避→彷徨→何もなし」で終わる。 (ぽんしゅう)[投票]
★3言葉を持たない女と意志薄弱な男、動物的性交、水・魚というイメージは、盆地版『魚と寝る女』かと思わせるが、不二子の演技を含め余りに一本調子の為観ていてしんどい。青年の腹に刻まれた”肌の隙間”についての更に踏み込んだ描写が欲しかった。 (町田)[投票(1)]