[コメント] バットマン ビギンズ(2005/米)
バットマンが、というと皆一言いいたくなるのだろうが、兎に角ここまで練り上げた丁寧な作りには感服としかいいようがない。大人の映画です。3.9点。
ぼくにとってはリーアム=ニーソンがぼくの求める「クワイ-ガイ=ジン師の姿」を演じ切っているのが最高でした。ぼくは『SW1』の彼の描き方が残念で残念でならなかったのです。ルーカスの脳味噌では不可能な部分までノーランが踏み込んでくれたのが本当に嬉しい。しかも主人公(ブルース)がモラリストでデュカード(ニーソン)がダークサイドどっぷりという捻れ現象もフォースの奥深さを噛みしめるのに最適だった。これはぼくの求める『SW』のテーマ、「理力とその暗黒面」に極めて肉薄した映画だったのです。
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