[コメント] ロバと王女(1970/仏)
むかしむかしフランスに馬鹿な映画がありました。
それは美しくも毒々しく、乙女チックで鬼畜的、ゴージャスでいて妙に神経質な、珍作の中の傑作でした。
ドヌーブの一人二役料理教室歌劇シーンでは、あんまり意味不明過ぎて、涙が出そうになった。彼女や王子役のペランも良かったが、いちばん素敵なのはリラの精役の デルフィーヌ・セイリグで、あんな役を照れも臆面も無く出来てしまう彼女は、やっぱり貴重だ。
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