[コメント] 世界を賭ける恋(1959/日) - 更新順 (1/1) -
いかにも日活映画らしいブルジョワ家庭を舞台にした清らかな映画で人間の闇を描こうというような意志は微塵も感じられないが、これはこういう類いの映画だから良いのだ。特に前半の裕次郎と浅丘ルリ子の恋の顛末、滝沢英輔の演出はとてもいい。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
昭和14年発表の古典的純愛小説を、これだけ若さ溢れる瑞々しい作品に仕上げてしまうところに他の映画会社にはない日活黄金期の若々しさを感じる。羽田からプロペラ機で海外へと旅発つ主人公の姿が、そのまま当時のヨーロッパロケの苦労を物語っている。 (ぽんしゅう) | [投票] |