[コメント] (秘)女郎市場(1972/日)
『奇跡』に成り損ねた艶笑コメディの秀作であり、水上勉の小説からその名を拝借した片桐夕子が、モデルとは正反対の白痴生娘を、全身を駆使して好演している。五条博演ずる「ジロリの紋次」や、筆屋の若旦那、女衒の吉藤次など男性キャラも個性豊かで、バカラック風から長唄、フラメンコに至る音楽も非常に面白く、飽きさせない。
(町田)
投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。