[コメント] プロデューサーズ(2005/米)
元ネタの映画も、それを舞台化したものも観ていなかったが、十分に楽しめた。ひょっとしたらM・ブルックス作品の中で一番笑ったかも。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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笑える笑えないは趣味嗜好にもよるし、ましてや海外のミュージカル・コメディとなると、それを受け入れるセンスみたいなものが絡んでくるので、何人もの人が笑ったかと言って一概に参考になるわけではないのだが。少なくとも私は爆笑した。
いや、最初は不安だったのよ。マシュー・ブロデリックがミュージカルの舞台に立っていたなんてことも知らなかったし、メル・ブルックス作品も個人的に笑える作品と笑えない作品のバラツキがあったし。でもまあミュージカル映画は好きだからいいかと思って見たら大正解。
最初の長い1曲までは単純に「マシュー結構踊れるのね」とか「1曲でそこまで引っ張れるってすごいね」とか感心していただけだったんだが、ウィル・フェレルの怪しい脚本家が登場したあたりからは、もう笑いっぱなし。ゲイを笑いのネタにした作品で心底面白かったのが少なかったのでゲイが出た瞬間不安がよぎったが、すぐさま大爆笑。もう芸が細かい細かい。ゲイだけに。
少なからずショウビズに足を突っ込んでいる人間としては、とても励まされる内容でもあり、万人にすすめようとは思わないが私にとって大事な一作となった。頑張ろう。
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