[コメント] 群衆(1928/米)
忘れられないシーン、画は、どの映画にもあるものだ。特にヴィダーの場合、ここぞという‘決めのシーン’では、しっかりとその演出を決めて来る。私は彼の事を‘決めのヴィダー’と呼んでいる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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今作でも幾つかそれは有るが、子供の階段のシーン、ナイヤガラ(そのシルエットは後のディズニーが真似ている様だ)、事故のシーンそしてラストシーン。
ラストシーンが強烈だ。沢山の人々(群衆)だが、1人1人が異なった仕草で笑い転げている。1人1人が個性を持ち光っている。
♪もともと特別なonly one♪という歌がある。「世界に一つだけの花」(‘03詞:槇原敬之)というミリオンセラーになった歌曲だ。
ジョニーは大物にはなれなかったが、適材適所が一番。見つけた仕事で輝いた。彼は幸せになれた。みんなも幸せになって欲しい、とこの映画は云っている―とここ迄言う
と、深読みし過ぎだろうか。
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