[コメント] 浮草物語(1934/日)
暗闇の中、画面奥からぬっと迫ってくる列車。列車から降りて画面中央に固まる一座に降り注ぐ照明。冒頭のこの圧倒的な夜の情景に、はやくも傑作であることを確信できる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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突貫小僧の犬には爆笑。本作こそ突貫のベストワークではないだろうか(『東京の宿』も捨てがたいけど)。
終盤で飯田蝶子が三井秀男に、三井の実の父親は坂本武であることを明かす。それを聞いた三井にじっと見つめられた坂本は、なんとぽりぽりと尻をかきだす。立体的なキャラクタ造型とはこういうことだ!
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