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[コメント] 佐賀のがばいばあちゃん(2006/日)

ストーリー展開は概ね原作に忠実だが、時間軸の経過も原作に沿っているため、やや唐突さが感じられた。これなら現代の主人公が断片的に回想していく形にした方がよかったと思う。
わっこ

**ネタバレ注意**
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島田洋七原作の「佐賀のがばいばあちゃん」の映画化。

ストーリー展開は概ね原作に忠実だが、時間軸の経過も原作に沿う形にしてるので、展開と展開の繋がりに唐突さが感じられるのと、現代の主人公が少年時代の主人公の話に無理矢理絡む点に違和感が感じられる。これなら主人公が断片的に過去の話を回想する形式にした方がよかったと思う。

せっかく「がばいばあちゃん」を映画化したのに、話の中心にいるのは明広で、明広のばあちゃんは今ひとつ話の中心には入りきれていない感じで個性的なキャラ設定の割に存在感がちょっと薄かった。

ただ、この話の魅力は人々が明広にさりげなく見せる義理人情にあって、そのよさは上手く表現できていたと思う。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)りかちゅ[*] セント[*]

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