[コメント] ポセイドン(2006/米)
これはこれ、あれはあれ。ポセイドン・アドベンチャーもこの映画もシチュエーションは一緒だが、全く異質のエンタテーメント
正直言って、すごく面白かった。
個人的には、パーフェクト・ストームやUボートのような憂鬱さが、ない分だけこっちの方が、好みの映画だ。
いつも思うが、娯楽作品に徹するのなら、CGであろうがアクションであろうが、観客が口をあんぐりあけるほど徹底してやってくれる映画が大好きだ。その面から見ると、この映画は徹底的に娯楽に徹した作品だ。ペーターゼンとは思えないくらいの割り切り方だったと思う。
でも、あの満月をかすめるほど高く盛り上がった巨大な波が、ポセイドン号を飲み込むシーンは圧巻で、素晴らしかった。 因みにパンフの受け売りだが、冒頭の2分半で豪華客船ポセイドン号を上空から撮影し、この船の全容を映しているのだが、ジョシュ・ルーカスがジョギングをしている一瞬以外は、全てCGだそうだ。 この2分半を撮るだけに1年間を費やしたというのだから、すごいことだ。確かにどこからどう見ても実物にしか見えないすごい映像だ。
だから、ポセイドン・アドベンチャーも思い入れのある大好きな作品だが、あれはあれ、これはこれと思うのだが。
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