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[コメント] 長屋紳士録(1947/日)

一人暮らしの初老の女が、父を失うかもしれない子供の名を尋ねることなく最後まで「坊や」と呼び続ける意識せざる諦観。飯田蝶子の丸まった背中に過去に受けたであろう悲しみが滲む。それは戦争で子供をなくした女の傷ではないのか、と想像してしまった。
(★4 ぽんしゅう)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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