[コメント] 早春(1956/日)
トラックの荷台でふたりきりのエスケープ。それだけで、青臭い胸騒ぎ。蛍の光を歌う岸惠子の惚けた目は何も見ていない。同じ角度で立って窓の外を眺める池部良の腕組みをしと淡島千景腕を下げる。それも画面の右側で。左は空いている。凄い。
中北千枝子は最先端の団地に住み、サイフォンでコーヒーを淹れ、VOGUEを読み、ハンバーグを夕食の為に買って帰る。なのに、部屋着は浴衣なんだ。とても素敵な時代だなあ。
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