ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
早春 (1956/日)
Early Spring
[Drama]
製作 | 山内静夫 |
監督 | 小津安二郎 |
脚本 | 小津安二郎 / 野田高梧 |
撮影 | 厚田雄春 |
美術 | 浜田辰雄 |
音楽 | 斎藤高順 |
衣装 | 長島勇治 |
出演 | 淡島千景 / 池部良 / 高橋貞二 / 岸惠子 / 笠智衆 / 山村聰 / 杉村春子 / 浦辺粂子 / 中北千枝子 / 東野英治郎 / 三井弘次 / 加東大介 / 中村伸郎 / 宮口精二 / 田中春男 / 須賀不二夫 / 長岡輝子 / 菅原通済 |
あらすじ | 杉山(池部良)は蒲田の自宅から丸の内の会社へ通うサラリーマン。毎朝通勤電車で乗り合わせるグループの中では「スギ」と呼ばれている。彼らは日曜日には一緒にハイキングに出かけることもあるような仲良しグループだが、その中の一人、キンギョというあだ名の若い女性(岸恵子)が、杉山が既婚であることを承知で彼に近づいてきた。何となく拒めずに受け入れてしまう杉山。そして、それはやがて杉山の妻(淡島千景)の気づくところとなり…。[144分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu) | [投票(1)] |
戦後の小津には本当にハズレがない。この映画の演出の緊密度も並大抵なものじゃない。例えば麻雀シーン。高橋貞二、須賀不二夫、田中春男等を切り換えるカット割りなんかでも、もう魔法のような美しさを感じる。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] | |
こういう映画を日本国民は揃って映画館に見に行っていた時代があったんですねえ。微笑ましい姿だと思いませんか。 [review] (chokobo) | [投票(3)] | |
黒安二郎なのかな? [review] (オノエル) | [投票(1)] | |
最後、奥様の心境がどうやって変わったのか全く描かれておらず、まあそういう監督なんでしょうけど、端折りすぎかなと。寂しそうな後姿のワンシーンぐらい撮れよと。それが凡人の考えなのか。あと「あんなのがヘータイだから日本負けたのよ」は良かった。 (pinkblue) | [投票(1)] | |
小津映画でも浮気を扱うのだと驚いた。 [review] (セネダ) | [投票(1)] | |
主人公が分からない。 [review] (KEI) | [投票(5)] | |
小津にしては、2時間半に近い長丁場。出演者が多くてどうなるかと思ったけど、当時のインテリサラリーマンの実態をさらりと描いている。甘さも苦さも知ることとなる若夫婦のちょっとした危機を、しゃれた台詞で展開してゆく。 [review] (セント) | [投票(4)] | |
ハンガーにかけられたワンピース。和解は不意にそっと訪れる。そして僕らは癒されるのだ。 (buzz) | [投票(4)] | |
大きな流れに身を委ねて生きている人々も、穏やかな水面下にそれぞれの激情を隠していないことがあろうか。人の感情を木に喩えるなら、最近の文芸映画は枝葉の部分こそ本質と妄信し、徐に特殊な枝葉を描かんとするが、小津は幹しか描かない。常に同じ幹のみ描き、そこから無限の枝葉を想像させる。 (kiona) | [投票(3)] | |
変化するものと変化しないもの [review] (ちわわ) | [投票(2)] | |
好き嫌いの分かれる作品でしょう。 [review] (3WA.C) | [投票(2)] | |
しょぼくれた池部良が笠智衆に見えてくるそれが小津マジック。 [review] (町田) | [投票(2)] | |
「情」の表現者小津安二郎のカメラが男女関係の裏面に向けられると、ここまで冷え切った作品が出来上がるのかと驚く。 [review] (パグのしっぽ) | [投票(1)] | |
所帯じみた女房も浴衣を着て布団の上に座ると妖艶美女になってしまう。それも小津マジック。 (TOMIMORI) | [投票(1)] | |
トラックの荷台でふたりきりのエスケープ。それだけで、青臭い胸騒ぎ。蛍の光を歌う岸惠子の惚けた目は何も見ていない。同じ角度で立って窓の外を眺める池部良の腕組みをしと淡島千景腕を下げる。それも画面の右側で。左は空いている。凄い。 [review] (動物園のクマ) | [投票(1)] | |
白い半袖シャツの群れがまぶしい。岸恵子は絶妙。 (coma) | [投票(1)] | |
登場する度に違和感を振りまく岸惠子。非小津的人物の筆頭格だろう。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] | |
女って本当じゃまくさい生き物だね!鬱陶しくて付き合いきれんわ! [review] (づん) | [投票(3)] | |
観念や抽象を用いず人の普遍性を描こうとする小津は題材を常に日常に求めるのだが、それは一歩間違えると表層的な通俗へと陥る危険性を孕んでいる。『宗方姉妹』や『彼岸花』も同じなのだが、この作品の三角関係やサラリーマン生活には深みが感じられない。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
食べ物から見る日本。小津監督のテーマかな? [review] (甘崎庵) | [投票(2)] | |
東京を舞台にした日本映画を23区や市で分類すると、どこが一番よく撮られているのだろう。この映画はまさに大田区映画です。大井武蔵野館でこの映画を見ると「地続き」感がたっぷり味わえた。 [review] (ジェリー) | [投票(2)] |
Ratings
19人 | ||
45人 | ||
21人 | ||
1人 | ||
0人 | ||
計 | 86人 | 平均 | (* = 1)
POV
偶然?同じ邦題(タイトル)になった映画たち (いくけん) | [投票(9)] | キネ旬ベスト10・最多ランクイン監督は誰だ! (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
小津安二郎 | [投票(2)] |
Links
IMDBで検索 | The Internet Movie Database |
検索「早春」 | [Google|Yahoo!(J)|goo] |
検索「Early Spring」 | [Google|Yahoo!] |