[コメント] ローズ・イン・タイドランド(2005/カナダ=英)
夢を観者に静脈注射する映画。
絶望しないために生きるために彼女の本能が生みだした夢は、現実的に、彼女の人生を侵食していく。
その夢はけっして現実を好転させない。けれど私にはその夢を、悪夢と呼ぶことができない。
ラストシーンの彼女の目に虚ろい飛びかう灯りは、それは、それも夢なのか。
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