低予算で作ってた監督が金を持つとこうなるよ！……っていう典型例な感じが。

ミラジョボさんはキレイで、アクションも達者なんだが、何と言うか“キメ”がイマイチなんですよね。今回の作品は『リベリオン』と別物って感じじゃなくて、一応ガン＝カタも使いたい！みたいだからやっぱり“キメ”は大事ですよ。 あ、“キメ”ってのは決めポーズの“キメ”です。

ピシッと決まらず、ちょっと不安定で、“ガン＝カタ”は女性向きじゃないのかも……と感じた。だって、男は強くてカッコイイヒーローに憧れるけど、女は魔法を使うヒロインに憧れて育つものだもの♪（偏見失礼）

やっぱり、カート・ウィマーが求めるアクションは男性を持ってきた方がピシっと決まるんじゃないですかね。それに、女だと子供がどうとか変な感傷が入るからアクションに集中もできないでしょうし。

ただ、ヴァイオレットの髪が変わったりとか、研究所の中のライトが80年代のディスコ並みに安っぽくチカチカしてるのとかは結構好みなんですけどね。でも、ＣＧに頼った分アクションが見づらくなったのも確か。

まぁ、というわけでウィマー監督には『リベリオン』の続編を期待しております。絶対クリスチャン・ベールに出て欲しいところですが、もう出てくれないかな……。でなければムキムキでストイックなイイ男で（ベールしかいねぇ）。あと、ＣＧに頼らずアクションに徹底して下さい。次回を楽しみに待ってます。