[コメント] 祇園囃子(1953/日)
「いや、姐さんも泥水飲んでおいでやしたんやさかい、もうちょっとちゃんと躾けたげとくれやすな」って突っ込みは浪花千栄子先生の鉄拳制裁に譲るとして。
若尾文子(栄子、美代栄)がもう可愛くて可愛くて! 若尾は京言葉も上手いなぁ。音感が良いんでしょうね。
対する木暮実千代(美代春)も京言葉はあんまりですが、綺麗だし艶っぽいし、姉芸妓の風格たっぷり。てか、ここまで綺麗だったらもっと売れてても良くない? 自前芸妓であんな広ーい家に女中置いて一人暮らししてないで金貯めろよ、ってのはどうでも良いんだけど。
浪花千栄子(お茶屋の女将)も文句無し適役。この三人を楽しめるだけで★3つは付けたくなります。
アプレな栄子に苦労させられっぱなしの美代春。「いや、姐さんも泥水飲んでおいでやしたんやさかい、もうちょっとちゃんと躾けたげとくれやすな」って突っ込みは浪花千栄子先生の鉄拳制裁に譲るとして、姉妹分となった二人の情愛がほのぼのと暖かい作品。ま、こんな娘を許してたら祇園マチでお商売できないんでしょうが。
劇中、タイトルの祇園囃子が流れるのも良い。現実にはありえないんだけど。
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