[コメント] 赤線地帯(1956/日)
金勘定の仕方、丼の持ち方、煙草のふかし方、客と女達の顔の距離。細部に吉原が現れる。五人五様の人生が、つかの間吉原のネオンに照らされ浮かび上がっては消えていく明滅ぶりを堪能。主役をあえて一人に絞り込まなかったことがかえってすごい。
しかし、この黛敏郎の音楽はひどい、ひどすぎる。
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