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[コメント] グエムル 漢江の怪物(2006/韓国)

普通の怪獣映画と違うところ。社会的正義を具現化する人物が一人も出てこないところ。正義の科学者とか新聞記者とかがね。怪獣と戦うのはすべて情けない人たち。目的は身近な人を守るため。
イライザー7

そこが徹底している。怪獣が、国家だの権力だのの「見立て」であることがはっきりしているため(というより、そういう見立てであるからこそ「正義の人」は登場しない。)、闘う一家はどちらにしろゲリラ戦を闘うしかない。そして一家は徹底的に情けなくてはいけない。

蛇足ですが家族のバランスがいい。家族の顔がみんな似ていて、固まって立ってるだけで家族って感じ。

(評価:★5)

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