[コメント] 涙そうそう(2006/日)
長澤まさみが船での初登場シーンで、彼女は軽くジャンプする。演出なのかアドリブなのか、キャラを表現するには充分見事なシーンであった。
長澤まさみが船での初登場シーンで、彼女は軽くジャンプする。演出なのかアドリブなのか、キャラを表現するには充分見事なシーンであった。
だが逆に妻夫木聡への演出は居酒屋・パーティーのプロットに代表されるようにあまりにも過剰演出が目立ち、役者の周りに控える多くのスタッフの姿(特に監督)の影が画面に映り込んでいるかのようである。
長澤まさみに関しては、そのはちきれんばかりの笑顔が実に良かった。笑顔が生きているからこそ涙顔が映える。ただ涙顔の芝居はもうひとつ勉強の必要があるのだろうけど・・しかし現在豊作とも言われる若手女優陣によるサバイバルが続けられる邦画界において芝居はともかく、ああいった「笑顔」を最終兵器として持ち得る彼女は今後の優秀な演出家にかかり、さらに作品に恵まれる事で生き残っていくのではないだろうかと思われます。
そして、どうしても『キューポラのある街』の吉永小百合を思い出さずにはいられない。「笑み」の力は吉永小百合同様に画面を支配することが出来る長澤まさみだが、作品自体を支配するところまではいかなかった。これってやはり「オーラ」っていう言葉に言い表せない不思議な物質の有無なのだろうか?
(評価:)
投票
| このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。