[コメント] ア・フュー・グッドメン(1992/米)
これだけの豪華キャストを揃えて、出来たのが妙に地味。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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個人と国のどちらを取る?と言われたら、日本人なら確実に個人と答える。と言うことで、結末そのものは納得いくのだが、落ち着いた雰囲気の中で唯一爆発したジャック・ニコルソンの言葉が妙に引っかかる。
普通一般の国民が自由を謳歌できるのは最前線で敵と対峙し、その緊張感を持続させている軍隊があってこそと言う、実に当然の、しかし普通目を背けようとする現実が目の前に突きつけられている。
法の公正さ、と言う意味では原告側の立場に立ち、アメリカの現実、と言う意味では被告の側に立ちたくなる作りとなっているが、結局これは「正義」の勝利に終わる。
この年民主党のクリントンが大統領に当選した事がこの映画製作の励みになったのではないかな?
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