[コメント] ブラッド・ダイヤモンド(2006/米)
これがコンフリクト・ダイヤモンドの、そしてアフリカの現実を正確に伝えているとはもちろん思わないが、映画としての「説得力」を十分に有した作品であるとは言えると思う。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ラストに至る展開はあまりに出来過ぎだし、あの状況でディカプリオがコネリーに衛星電話をかけて繋がってしまうというのは、作劇としてあまりに慎みに欠けていると自分も思う。
が、それでもなお映画としての説得力は喪われていない。その説得力の源泉となっているのは、シエラレオネの街の雑然さや険しくも雄大な大自然をダイナミックに捉えたカメラであり、登場人物の的確なキャラクター造形であろう。主要登場人物3人は、人物背景が丁寧に形作られ、彼らが交わることでどのような関係性(融合と反発)が発生するかを実によく考えられた上でドラマが組み立てられている。アクションシーンのレベルも高く、傑作だと思う。
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