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[コメント] 戦後猟奇犯罪史(1976/日)
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★3許されない犯罪ですねと云いつつ犯罪を消費するウィークエンダーのコバンザメ商法の記録。犯行を好奇の目で詳述する泉ピン子の余りにも見事な軽薄を、一億総白痴と呼ぶべきか道化の機知と呼ぶべきか。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4大久保清とおぼしき人物を演じる川谷拓三の怪演に絶句。なかなかに濃い殺人事件の再現映像を、ウィークエンダーを彷彿させる泉ピン子の語りでつなぐ。若い泉ピン子が結構かわいい。 (サイモン64)[投票(1)]
★3それ一本で90分以上の作品が撮れるであろうネタを、3本も集めて78分の映画に凝縮してしまうんだから、当時の東映のバイタリティには恐れ入る。室田日出男も凄いが、後半の川谷拓三はまさに独壇場。やり過ぎだが。放送コードぎりぎりだったと言われてる泉ピン子のドギツイ喋り(この映画では脚本通りだろうが)は、当時でもそれほど面白かったのかどうかは疑問。['07.10.7シネマヴェーラ渋谷] (直人)[投票]