[コメント] ドライビング Miss デイジー(1989/米)
役者は素晴らしくとも、社会派を装った白人至上主義は好きになれない。
ミス・デイジーが「ただの白人」ではなく「ユダヤ人」だという設定が特にいやらしい。何のためにそうしたのかがわからない。黒人と対等につきあうのは白人は白人でもユダヤ人だ、とでも言いたいのだろうか。確かそんな台詞もちゃんとあったし…。
白人至上主義というよりWASP至上主義と言うべきなのかなぁ。
同じ痛みを知っている者同士ということであれば、ラストはあのようにする必要はない。と思う。
うーん、よくわからなくなってくる。いずれにせよ、やっぱりイヤな感じ。 全体的にはほのぼのとした印象があるだけに、なーんかイヤな感じ。だったらいっそのこと、そんなつまらない政治性や思想性はとっぱらってしまえばいいのに。
ブラックユーモア全開で猥雑にゴンゴンいく感じ、『月はどっちに出ている』みたいなのは好きなんだけど。そっちの方がヤバイ感覚なのだろうか。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。