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[コメント] さらば箱舟(1982/日)

母を捨て、故郷を捨て、書を捨てながら、「意味」から離れられずにいた寺山が、それさえもかなぐり捨てようと切り開いた新境地は、彼を著しく疲弊させ、命を縮める一因となった。俺が俺であることに、あんたがあんたであることに、俺があんたを必要としてることに、意味などない。名を捨て、愛を得よう、その教え。
(★4 町田)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)水那岐[*]

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