[コメント] 三万両五十三次(1952/日) - 更新順 (1/1) -
傑作。ずっとニヤケながら見た。本作も徹底したローアングルの映画だ。木村恵吾も、小津みたいにカニ様の三脚を持っていたのか。ローアングルじゃないカットは数えるほどしかなく、走る大河内傳次郎をドリーの横移動で撮ったカットと、川面の俯瞰ぐらいじゃなかろうか。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
チャンバラの殺陣の技術結実にはまだまだ早すぎた観あり。ここは轟夕起子の艶っぽい年増振りを楽しむに限る。そして大河内伝次郎のキャラの薄っぺらさは長尺ならざる本作の恨み。ここは90分は欲しかった。 (水那岐) | [投票(1)] |