[コメント] 天が許し給う全て(1955/米)
例えば、鏡、譜面台、窓ガラス、テレビの映り込み、とか、鳩、鹿、キジの寓意的登場、とか、絶え間なく流れるクラシックの名曲、とか、窓から漏れる七色の光、とか、そういうことじゃなさそうだ、この素晴らしさは!逆に、、、、
結婚に反対なのは自分の都合だけの子供ら、とか、ソーローだのフロイトだのの精神世界がどうとかだとか、森と都会の対比や善悪とか、未亡人と中流家庭とそのネットワークの閉鎖性や偽善性とか、性と年齢の下びた関係性とか、もそういうことじゃなさそうだ、ひたすら素晴らしいんだ!主人公二人がまるで魅力的じゃない、とかそういうことじゃなさそうだ、ただもう素晴らしいんだ!ここまで完璧にやられると、演出の細工や役者の演技やカメラワークに全く関心が湧かない。
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