[コメント] 素晴しき男性(1958/日)
月岡夢路の独壇場。石原や北原をはじめとした日活スター陣はもとより、『踊る太陽』も手がけた演出の井上梅次にとっても、普通の劇映画はともかく本格ミュージカルなど遠く届かない夢だったのだろう。歌劇部分と現代劇のシークエンス同士は、完成度を含めて見事な水と油の呈を成しており、ダンスナンバーは稚戯に等しい惨状。
(水那岐)
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