[コメント] 私がクマにキレた理由〈わけ〉(2007/米)
敵の懐で人間を学べ――なんて面白さが、スカーレット嬢の魅力と共に刺激をくれる。重大な事件が起こるわけではないが彼女のひと夏にどっぷりと浸かれるだろう。そして「お前とは住む世界が違うんだよ」という良く耳にする台詞を思い出し…
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
世界=コミュニティが無限にあるからこそ、世の中は成立しているわけで。ある意味、均衡がとれている。ま、大袈裟だけれど。んで、アメリカのイーストサイドとウエストサイドのように、そのコミュニティの差異(象徴)を彼女視点でおもしろく描いていると思うわけです。
ナニーの生活にてんやわんやの中、彼女の母親やルームメイトが登場する場面が挿入される。それがまさしく、この映画の象徴。「住む世界が違うんだ」と。
それでもこの作品は、住む世界は違えど、お互い言うことは言っている。そのぶつかり合いもまた面白いところ。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。