[コメント] チェ 28歳の革命(2008/米=仏=スペイン)
映画を見終った人むけのレビューです。
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まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
つまらないわけではないけど、面白くない。 ストーリー性、ドラマ性がなく、淡々とエピソードが流れ… 単調で、とにかく眠気を誘う映画なんだもん。
事前にもうちょっと予備知識があって、思い入れがあれば、 また違った感想になったかもしれないけど。 Wikipedia他ネットでざざっと流し読みしたくらいの予習では、 まったくもって太刀打ち不可。
大した知識もなくこの映画を見た自分には。
ずいぶんと理想主義的で、自分にも他人にも厳しくて。 本当にそれで人がついてきたのだろうか?って思えるくらい とっつきにくそうな人に見えたのだけど。
チェ・ゲバラ。 「赤いキリスト」と呼ばれ、絶大な人気を誇るカリスマ。
…なんだよね??あれ?
もっとお勉強して行く必要があったようです。
だいたい、なんでこの映画を見ようと思ったかというと。
ざざっと事前にさらった限りでは。 理想主義を掲げる有言実行の男で、その信念と忍耐力は称賛に値する、 人好きはせずとも尊敬に値する人物…ってイメージがあって。
そういう人物の行動原理や心理、考え方というものに興味が湧き、 もっと知りたいと思ったから。
上記の目的においては、この映画は残念ながらハズレでした。
だけれども。 こんなにも面白くなかったというのに。 後編に当たる「39歳 別れの手紙」も見てみたい、と思う自分がいる。 見たことに後悔もないし、つまらなかったとも思わない。
なんとも不思議な後味の映画。
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