こういう感想しか持てない自分にこの映画を観る資格はないのかもしれぬが、

何故オダギリジョーがそこまでイ・ナヨンの行動に責任を感じるのかがよく分からん。彼女が誰に抱かれようと、誰を殺そうと、赤の他人の事なんてどうでもいいじゃん。確かにオダジョーの見る夢と彼女の現実はリンクしているのかもしれないが、でも、夢は夢、現実は現実。自らをコントロールしなければならないのは、彼女だけでしょ。夢は望まぬとも見てしまうものだし、あそこまで怒られてもなぁ。

さらには自分を傷つけてまで眠らぬように努めるなんて、見ているだけで気が変になりそうだった。

それから、あんな血だらけの男が精神病院に面会に来たら、それだけで通報されるでしょ。なんか笑った。