[コメント] ワルキューレ(2008/米=独)
クーデターの結果は史実が語る通り。だが秀逸なBGMが緊迫感を生んだ。電話がクローズアップされる度に、電話のベルが鳴る度に、先の展開が気になる映画だった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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オルブリヒト将軍の土壇場での優柔不断による(作戦決行からワルキューレ発動までの)タイムロスが悔やまれるが、予備軍がSS本部に乗り込んでいくシーンはワクワクした。
警視総監をはじめとしてベルリン警察が見てみぬ振りを決め込んでくれた時も安堵した。
ヒトラーを扱った映画は数多く観てきたけど、正直、これほど(人数的・規模的に)当時の軍の上層部以外にも反ナチがいたことを、僕はこの映画で初めて知った。
だから、結果がわかっている映画だとしても、その意義はあった。
少なくとも同じように史実を扱った『チェ・ゲバラ』2部作よりも判り易く、面白かった。
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