[コメント] グラン・トリノ(2008/米)
最後の出演作を現代のマカロニ・ウェスタンで締めくくることにしたか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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序盤で、マカロニ・ウェスタンでお馴染みだったイーストウッドのツバを吐くシーンを見た瞬間に、これはマカロニ・ウェスタン系の話の展開をするのではと予感した、というか、期待した。そしてその期待は裏切られなかった。最後は現代風のアレンジがされており、胸に鉄板を入れていたりしないとはいえ。
牧師と話す事により、生と死について、そして贖罪について考えることになり、病気で死ぬよりも自ら死を選ぶ事により、そして正義の道を選ぶことにより、贖罪を果たす事が出来る方法を見つけるというのも、マカロニ・ウェスタンの能天気な結末ではないにせよ。
ただ、予告編や宣伝から、泣かせる感動映画だと思い込んでいたのだが、特別感動する作品ではなかった。もしかすると予想通りの展開をしたせいかもしれないが。
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