[コメント] 無法松の一生(1943/日)
冒頭、二階屋から移動したカメラが映し出す路地。遊ぶ子供たち、叱る母親。歩いてくる巡査。。この時点で早や心は戦前にタイムスリップ。
芝居小屋の桝席でニンニクを焼く姿に笑い、運動会での徒競走に燃え、少年時代の回想シーンに泣き、楽しそうに太鼓を叩く姿にワクワクする。
人情にあふれ時間がゆったりと流れる、現代とは全く違う日本。ああ、この時代に生きてみたかった、と思わずにいられない、恍惚のタイムスリップ擬似体験でした。。
園井恵子さん演じる上品で優美な母親像も素晴らしい。
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