[コメント] プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂(2010/米)
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このヒロイン、『タイタンの戦い』でも、美しいアンドロメダ姫を差し置いて、主人公ペルセウスの横でヒロインの座についていたが、まだ今作よりも「タイタン」の方が魅力的だった。たしかこの人、『007 慰めの報酬』で「脱がないオルガ」に代わって、かなりセクシーな役を演じていたはずだ。あの可愛らしさをもう少しこの映画でも出していてくれたら・・・。
ブラッカイマー映画は「ベテラン」+「若手」+「ヒロイン」という構図が当てはまる作品が多いが、今回はギレンホール(ベテラン?)の横に来る「次代を担う若手俳優(ベンアフ、ジョシュ、オーランド・ブルームなどが相当)」が居ない。というか、彼自身が「若手」になるような俳優であり、そういう役なので、しかたないし、充分に「主役」を張っていたので問題ないが、ギレンホール、今回も圧巻のベン・キングスレー、アルフレッド・モリーナ以外は、あまり名前の知らない俳優さんばかりだったので、タス王子役にベンアフぐらいでも良かったんじゃないかな?
ストーリーは、ダスタンとお姫さまの関係が、中途半端にドタバタだったので、いっそのこと「インディ・ジョーンズ」ぐらいのコメディにしてしまった方が良かったのではないか?(というか、その線を狙って、失敗したのか?)
「武器をたくさん持っている疑いで、ペルシャ(イラン)が他国を攻める。征服したあとに兵器を探す」という皮肉タップリの展開は、正直笑えない。
クライマックスの「大戻り」は拍子抜け。「バイツァ・ダスト食らったぞぉぉぉ」(「ジョジョです。例えが、判りづらくてすみません)みたいな感じか。大団円っぽいけど、ちょっと待て、「暗殺団」は生き返ってるぞ!
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