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[コメント] FLOWERS フラワーズ(2010/日)

3度目はオレで。なんなら4度目でもいい。要は最後の出来婚はオレがいただく。4度の出来婚、ギネスに申請。こんな幸せな未来はどうだ?子供はグレるかもしれんが。そんな映画?
ピロちゃんきゅ〜

誰も何もこの映画に対してコメントしないでいるうちに2度目の出来婚(実質)。実はヒロスエだけの内容でいうと、「かなり良い方」である映画だったにも関わらず、オレを誰だと思っているのか!ばりにこの映画を放置していたら、いつの間にかオレが放置プレイを受けなくてはいけない時がやってきたようだ。申し訳ないとヒロスエに平に謝罪と補償を。しかし復帰してきた頃にはヒロスエも30半ば近く。仕事あるのかな。って、復帰すんのか?事務所は復帰してもらわなーと思ってるだろうけど、本人は?前作の『ゼロの焦点』でオレが書いた「引退を考えてるんじゃないか?」という指摘も近からず遠からずって感じだ。男に走るのも面倒なんで田舎に帰って〜とした所は全く外れてまだまだヌレヌレイケイケだぜってな感じだし。もっともっと空気読まずに人生を攻めて欲しい所でもある。オレの為に。問題はスポンサーがドン引きしてる所か。アイヤー、それ重要アルよ。またそのうちパラオに行ってイルカと遊び暮らす感じでリスタートするかもしれん。今度はビキニで行こう。オレの為に。子供二人も生んでコレか!綺麗だよ涼子…みたいな。そんなスタイルでオレの前に現れたら3度目の出来婚確実なフラグってんですか。それがいいなぁ。誰がなんと言おうと。

ところで、この映画は興行的に大失敗だったという事なのだろうか。余りにも話題にならなかった気がする上に、未だにこのシネスケにおいても誰もコメント書かずという無法地帯。公開半年でまだDVD化に数ヶ月かかるという話もあり、オレですら放置という暴挙の上に、シャンプーの売上に全く比例しない結果となったので資生堂もびっくりした事だろう。つまり蒼井優と竹内結子と鈴木京香と仲間由紀恵と田中麗奈の人気はそんなに無いのかみたいな(言い掛かりいうな)。

ま、ここまで話題にならなかったのは何故かはよく判らんが、これで中味が本当に素晴らしかったら、むしろ、オレ的には前かがみになって「最高の映画でした!」言う所だろう。が、なかなかそうも行かない。ヒロスエ以外は正直、蒼井優ぐらいしかオレ的には見る人がいないと言えばそれまでだし、誰がってのを無視して考えれば田中麗奈の話が一番よかったり竹内さんのくだりが一番ピンボケしてた感もありの正直もったいない映画だと思った。もっと作りこめた話だと思う。「日本の女性を応援する」ならば6人の女優陣のそれぞれのピークを映し込むだけじゃなくて、もっと人生が重なりあって欲しかった。蒼井優がしわくちゃの婆ちゃんで出てきたり葬式におばはんと化した竹内結子と田中麗奈が出たって虐められる中学生を演じる30手前のヒロスエがいたっていいじゃないか。だいいち、蒼井と仲間は他のメンツの誰一人と全く共演しないし、竹内&田中のコンビと鈴木&オレの嫁のコンビも絡みが無い。こんなに血縁の薄い一族が美の競演いうても無理があるだろと。一番、納得のいく血の繋がりが平田さんとイノッチって、冗談だろとしか言いようが無い。確かに似てるけど。前情報無しで行った事もあるが、こっちはガチンコの女優バトルを見るつもりで行ったのに、完全な肩透かしとしか言いようがなかった。いっそTUBAKIのCMにもっと色んな年代の女優を出してぜーんぶ映画につっこんじゃえば話は早かったんだ。同じ年代の女優ばっか使うから今回の映画みたいに苦心した割に報われないような事態になったんだと思う。2時間で70年てアホすぎるだろ。4つの時代を彩るって、1話につき30分だよ。30分で人生語るのって、なかなか難しいぞ。

と、そんな中、やはり頑張っていたのは我が姫ヒロスエなわけですよ。人生に困っている鈴木京香を前に常に前向きに元気に頑張る妹の設定という普通の可愛いママを熱演。というか、普段のヒロスエのママ生活まんまにしか見えない子供とじゃれあってるだけの演出、いや演技を越して普段の親子遊びのままという判る人にしか判らない眩しすぎるような光景。ま、もうちょっと、ほんの少し、津軽弁で言う所のわんつかな感じで残念だったのは、子供と一緒に風呂に入ってTSUBAKIでシャンプーみたいな泡にまみれるヒロスエみたいなのが欲しかったぐらいか。それぐらいのサービスがあっても良かったのに。シャンプー使わないでどうする。水戸黄門レベルにお約束なんじゃないのかって誰でも思ったと思うんだけど。ま、綺麗だったからいいけど。

で、今回のヒロスエの一報を聞いて思ったわけです。あ、オレの子だ!じゃなくて。それは7年前にも言った。今回も違ったなぁ。じゃなくて、あのヒロスエの役の彼女の設定について。あれが実は2度目の出来ちゃった婚で〜みたいな設定だったとしたら〜なんて思ったらもう!たまらないわけですよ。んーー。能天気に前向きで頑張るママという普通な役から、がぜん奥行きが出てきたじゃまいか。もうね、きっと夜になると豹変するというアレにフリーな感じがさすがヒロスエというナイスな所と相乗して天然を通り越してもはや人生が芸術家レベルですよ。グチグチ悩む姉に対して、どーんと出来ちゃった婚して、バーンと離婚して、あっという間に「アハッまた出来ちゃった!」婚という流れ。ただの幸せに頑張る主婦なんてステレオタイプが、ちょっと普通じゃない主婦に早変わり。そのただもんじゃなさ加減っていうの?2度やる事は3度やるみたいな感じでいい大人が無計画すぎるなんて言っても、「人生計画が無くても生きて行ける人生」なんていう普通の人には無理な話を平気でやりきれるという、余りにも羨ましい人生じゃないか。本人にしたら本気で「自分の人生ってば幸せすぎる」ぐらいの気持ちだと思うわけだ。つまり他人さまの気持ちなんざ知った事かと。てことで、やはり2度も3度も同じ事。4度目ぐらいにはオレだなと妄想が確信に変わったっていうんですかね。ま、こう考えたらすげーエロい役だ。ヒロスエもやるなぁてなもんですよ。今回の2度目の出来婚は、ある意味確実に3度目4度目が有り得るという、どんな事があってもヒロスエ好きな男には夢をありがとうみたいな常に前向きに元気に頑張るストーカーみたいな役を与えてくれたというアンチにとってはどんでん返し的な結論なのです。いま現在、他人の人妻なのにこの期待感という。判る?えー、無理矢理?いいんだよ無理矢理で。

というわけで、世間的には非常に厳しい目を向けられるであろう我が姫を守るべくオレが4回目の出来婚へ向けての準備運動に入った記念に久し振りのラブレターをあげておく。はたして次のラブレターはあるのか?あって欲しいねぇ。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ぱーこ 浅草12階の幽霊

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