[コメント] 人生万歳!(2009/米)
残念ながら永遠の愛など無いのだという身も蓋もない真理を、シニカルに振れ過ぎることなく軽妙に描き、しかも強引に幸せな気分にさせてしまうという神業。アレン円熟の一作。
南部の宗教保守派家族の反知性的在り方が、リベラル派ヤッピーにぶち壊される様を描いているようで、実は後者のスノッブさを嗤ってもいるというバランス感覚。後者に属するのが明らかなアレン自身の自虐も込めているところがまた洒落ている。
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