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[コメント] 恋とニュースのつくり方(2010/米)

「恋」も「ニュース」も作れてはいないと思うが、楽しい2時間でした。特筆すべきはハリソン・フォードのありかた。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







映画は、レイチェルがとにかく魅力的に動き回っていた。それだけでちゃんと映画としては楽しめた。

ハリソン・フォード演じる男の「ありかた」は、そのままハリソン・フォードの「俳優として」のありかたとダブる。地球危機専門で、いつも何かと戦っていた彼の映画遍歴。同格のリチャード・ギアが、かなり広いジャンルで、主役脇役とりまぜて映画に出ているのとは対照的に、近年は、やや精彩を欠いているのかな?。『ハリウッド的殺人事件』では、走って犯人を追いかける姿は「ご老体」だった。

そんな彼そのもののような役柄。実績は華やかだが、時代は変わった。過去の栄光は一旦おいて、新たな居場所を探さないといけない。そんな試金石のような映画だった気がする。

しかし、この映画で一番がんばったのは「風見鶏のおじさん」だと思うのだけど・・・。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)IN4MATION[*] agulii[*]

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