[コメント] 恋とニュースのつくり方(2010/米)
「恋」も「ニュース」も作れてはいないと思うが、楽しい2時間でした。特筆すべきはハリソン・フォードのありかた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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映画は、レイチェルがとにかく魅力的に動き回っていた。それだけでちゃんと映画としては楽しめた。
ハリソン・フォード演じる男の「ありかた」は、そのままハリソン・フォードの「俳優として」のありかたとダブる。地球危機専門で、いつも何かと戦っていた彼の映画遍歴。同格のリチャード・ギアが、かなり広いジャンルで、主役脇役とりまぜて映画に出ているのとは対照的に、近年は、やや精彩を欠いているのかな?。『ハリウッド的殺人事件』では、走って犯人を追いかける姿は「ご老体」だった。
そんな彼そのもののような役柄。実績は華やかだが、時代は変わった。過去の栄光は一旦おいて、新たな居場所を探さないといけない。そんな試金石のような映画だった気がする。
しかし、この映画で一番がんばったのは「風見鶏のおじさん」だと思うのだけど・・・。
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