指輪を必死で探す夫、それにスッと引き寄せられるように無言で加わる妻。

２人の捨て切れない過去への想いが感じられる名シーン。

しかし同じ指輪探しでも態度の差から分かるのは、夫はまだなんとかなる（する）と思っているのだが、妻はもう決めているということ。だから切ない。

女は常に男の一歩先を行っておる。

なんて言ったら「一歩だと思ってんの？」と返ってきそうなのがまた恐ろしいのだが。